「俺はお前を海賊と思いたい」
A「突然だけどさ、海賊王って良くねえか?」
B「海賊王?なにそれ」
A「俺にもね、よく分からないんだけど、昨日、課長島耕作読んでたら、もう海賊王に憧れちゃってさあ!」
B「課長島耕作に海賊王出たっけ?」
A「あ、間違えた、ワンピースだ」
B「そこ間違えねえだろ、普通」
A「とにかくね!俺は海賊王と漫才したいのよ!だからさ!海賊王をちょっとやってくれないか?」
B「別にいいけど、海賊王って何なのか全くわかんねえけど」
A「分かってる!!お前に海賊王をやらせるのは重荷すぎる!お前には無理なのは分かってる!お前は馬鹿だから!本当に馬鹿だから!俺は天才だし!お前馬鹿!俺天才!だからお前はいつもの馬鹿なお前でいい!俺が馬鹿なお前を海賊王と思いこむから!ね!頼むよ馬鹿相方!」
B「、、、そんなに言うなら分かったよ」
A「よっしゃあ!たった今俺の相方は、海賊王に変わったぜえ!ただの馬鹿が一瞬にして海賊王だぜえ!何があるか分かんねえなあ世の中!」
B「いやあのさあ」
A「ちょっと待って!覇気が見える!お前もう覇気が出てるよ!、、しかも匂うわ!覇気の香りがする、シャンプーかな?」
B「シャンプー?シーブリーズの匂いかな?」
A「来たよシーブリーズ、海を凍らせると書いてシーブリーズ、完全に悪魔の実の能力者じゃねえか、しかも海を凍らせるってかなり強いじゃねえか!」
B「、、、、、、、、、、、」
A「うわ、、なんか迫力まで出てきたな!今のお前になら何を言われても受け入れてしまいそうだわ、、俺さ、明日中にTSUTAYAにcd返しに行かないといけないんだけど、面倒臭いんだよね、でも延滞料金がなあ」
B「何枚借りたの?」
A「200枚」
B「借り過ぎだよ!」
A「(よろける)、、うお、、、今のツッコミの迫力がやべえ、、重いわ、ツッコミが重い、、その調子で俺に、TSUTAYAに行きたいって言えって言ってくんねえ?」
B「てかそれ関係なく普通に返しに行けよ、、じゃあ、言うぞ、TSUTAYAに行きたいって言え!!!!!」
A「いぎだい!!!うわ!お前やばいわ!ドン!だわ!明日返しに行こ!」
B「よく分かんないけどこれでいいのね」
A「じゃあちょっと、、、質問するからさ、海賊王としゃべれるぜえ」
B「分かったわ」
A「じゃあ、、好きな食べ物は?」
B「山菜そば」
A「っぽいわあ!海賊王っぽいわあ!山菜そばだろお?海賊王感がマックスだわ!たまらん!山菜そば!ドン!って感じだわあ」
B「完全に山の幸だけどねえ、、、」
A「じゃあ、休日は何をしてる?」
B「うーーん、しいて言うなら旅行かなあ」
A「ほ~!海外とか?」
B「そうだね」
A「ひょっとして?豪華クルーズで世界一周とかですか?!」
B「いや船酔いしちゃうから船系はNGなのよ、もっぱら飛行機飛行機」
A「ん~~!良いねえ!海賊王なのに船酔いするってね!つまりギャップだよね!恋愛もギャップが大事と言うからね!恋愛と海賊は同じなんだね!」
B「、、、、、、、、」
A「じゃあね、やっぱりね、○○になりたいとかね、そういう夢って、憧れてる人がいるもんだよね!だから、あなたの憧れてる人は誰?!」
B「ガンジー」
A「ガンジー!来ました!非暴力!海賊王とは似てもね似つかない人が憧れというね!真逆の人に対して憧れるっていうのもね、こう、、、、、海賊王らしくていいよね!」
B「もういいよ!」